本当の意味でエルメスを知るためには、
単に製品展開や新作デザイン情報に詳しい、
たくさんエルメスを持っているというだけではあまりに不十分ではないかと考えます。
その製品が誕生した背景や、エルメスが歩んできた長い道のりを知り、
エルメスというブランドの根底にある精神のようなものを感じ取ってこそ、
エルメスの魅力が深まることでしょう。
●
エルメスに関連する書籍は多く出ていますが、
その中でも漫画で描かれたエルメスの社史の存在をご存知でしょうか。
なんと、あの竹宮恵子が漫画を描いているのです。
なんでも、エルメスは“乗馬のできる漫画家”を条件に社史を描く漫画家を探したとか。
漫画『エルメスの道』は、エルメスの転機や経営危機、職人達の美学、徹底して貫かれたエルメスの製品に対しての妥協しない姿勢など、
社史というよりもなかなか読み応えがありつい引き込まれる“作品”になっています。
●
また、スカーフについて知るならば
『カレ物語ーエルメス・スカーフをとりまく人々』がおすすめです。
1枚1枚のスカーフにひとつひとつの物語があり、
デザイナーについて興味が深まることうけ合いです。
●
そしてさらに、もうひとつ。
写真集なので少々値が張りますが、機会があったらぜひ見て欲しいのが
『Main-d'orーアトリエ・エルメス』です。
今は無いアトリエでの職人達の姿、その物作りへの真摯な姿勢と、
比類なき技術を当時のアトリエの雰囲気と息づかいそのままに感じることができる写真集です。
スポンサード リンク