170年の歴史を誇る老舗エルメス。
エルメスの始まりは、1837年にティエリ・エルメスが
パリのランパール通りに開業した馬具工房になります。
これは後にナポレオンIII世帝室御用達ともなる高級馬具の製造工房です。
その後、2代目・3代目と引き継がれながら、
現在エルメス本店があるパリのフォーブル・サントノーレ24番地に拠点を移し、
ヨーロッパの王侯貴族はもちろん、ロシア皇帝までもを顧客とする
最高級馬具工房としての地位を築き上げます。
さらに、エルメスは馬具製作の技術をバッグにも用い、
1892年にバッグ、オータクロアを生み出しました。
これはアメリカのフォード社が自動車の大量生産を開始したことなどから、
馬具の将来を見据えての転換だと言えます。
ちなみにこの時のオータクロアは現在でも人気の高いバーキンの原型になっています。
転換期となった当初はバッグ、財布、革製小物といった
馬具製造で培った技術を生かした製品のみでしたが、
その後、1927年に時計を発表したのを皮切りに
服飾品、装飾品、香水などに分野を広げることとなりました。
エルメスといえば、スカーフとケリーバッグでその人気を不動のものとした感がありますね。
特に革製品は今でもその品質の高さに揺るぎない定評があります。
材料となる革選びから保管まで、徹底したこだわりの中から生まれる革製品は
本当の上質が何であるかを教えてくれているかのようです。
現在では、エルメスはオレンジ色と黒を基調に
四輪馬車(デュック)と従者(タイガー)のロゴマークで知られる
世界でも最高ランクのファッションブランドとなっています。
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