エルメスのスカーフはエルメスを初めて買う人には
比較的手頃な製品ではないかと思います。
それでも決して安いものではありませんから、
よく言われるように“お土産にも最適”というのは、
個人的にははなはだ疑問ではありますが…。
それでも大切なかたへのお誕生日プレゼントなどにはとても向いていると思います。
エルメスのスカーフは1937年に
シンプルな服装に合わせる装飾品として登場しました。
そのデザイン性と色彩においては特筆すべきものがあります。
そのデザイン性は、デザイナーにスカーフのデザインを依頼するのではなく、
シルクのキャンバスを前提に“作品”を創作することを依頼、
その多くのデザインの中から厳選されたものが
スカーフになるということから生み出されているといえます。
またその色彩については、スクリーンプリント技術によって
従来より鮮やかな発色を可能にしたこと、
およそ3万色の中からたいへんな時間をかけて配色を決めるといった
手のかかる工程が実現したものでしょう。
もちろん素材のシルクも最高級で、
一説にはエルメススカーフ一枚に250個もの繭玉が使われているといいます。
肌触りはもちろん、どんな結び方をしても形が崩れないことでも定評がありますね。
過去には中森明菜が18枚目のシングル『BLONDE』で、
エルメスの限定発売もののスカーフを生地に使った衣装(靴も同素材で揃えていました)を身にまとって登場したことで、当時話題となりました。
私と同年代のかたなら、あの鮮やかなスカーフの美しさが
思い出されるかたも多いのではないでしょうか。
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