今でこそエルメスといえばケリー・バッグといわれるほど有名になったケリーバッグですが、
当初はサック・ア・クロアと呼ばれるバッグでした。
サック・ア・クロアの原型は馬の鞍に取り付けるサドルバッグだったということです。
サック・ア・クロア(ケリー・バッグ)はサドルバッグを婦人用鞄に改良したものなのです。
ハリウッド女優のグレース・ケリーがモナコ公国レーニエ大公妃となり、
長女カロリーヌ皇女を懐妊していた時に、
写真を撮られそうになってとっさに手にしていたサック・ア・クロアでお腹を隠したことから、
それが有名になり1955年には正式にケリー・バッグと改名されることとなりました。
これはあまりによく知られた逸話ですね。
ケリーバッグには底辺の長さによって28cm、32cm、35cm、40cmとサイズが分かれています。
正面からみると台形、側面は三角形で、底には4カ所に鋲が打たれています。
カッチリとした印象の気品漂うバッグですね。
正面中央の留め金部分に揺れる南京錠がアクセントとして効いています。
バーキンに比べるとやや手に入れやすいお値段になりますが、それでも70万円程度はします。
もちろん、サイズや使用されている素材によってさらに高額になりますが、
100万まではしないくらいに考えておくとよいでしょう。
ケリーバッグは逸話のあるバッグとして広く知られていますが、
他にもエルメスのバッグにはそのバッグが誕生することとなった
きっかけの人物名を取って名付けられたモデルが結構多くあるようです。
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